野菜つくり5
情報量の多さから、画像のダウンロードの時間がかかっているようです。
2018年から記事を分割し、2ページ目とし、その後、毎年ページを更新、
そして、今回2021年を5ページ目としました。
今後とも、よろしくお願いします。
2021年
[1月の畑]
1月も、12月に続き、野菜君たちの収穫の時期。
例年と出来具合が違う今回は、果たして、状況は、如何なものか?
〈根野菜〉
12月に、主役に躍り出たのが、ダイコン。但し、収穫量は例年の半分程度ですが・・。
1月に入っても、毎回、2、3本は収穫出来ていたのですが・・。
第二週に入り、突然、葉が枯れ始めました。霜にやられたか?!!
あわてて、水をやるも、復活せず、残った葉のあるダイコンの生育だけが頼りに!
一方、ニンジンは、葉の枯れはないものの、全て、小指程度の出来。
第一週、試しに、半分だけタップリと水をやりました。
第二週、明らかに、水をやった方の生育が良い事から、全面に、水を!!
第三週、やりました!それなりの方の収穫に成功!!えっちゃんもやるもんだ!!!!
ただ、真ん中の抱っこちゃんニンジンには、笑ってしまいましたが。
〈ダイコン〉 〈初収穫〉
〈葉野菜〉
小松菜は、1月まで収穫出来た例年と異なり、12月には、終了。
全て無くなると寂しいので、畝の間に一本だけ残してあります。
この寒さ、水不足の中、頑張り、徐々に巨大化。はて、どうなるか?
ホウレン草は、量は少ないものの、1月に入っても、毎回収穫できたのですが・・・。
遂に、14日が最後の収穫に!良く頑張ってくれました。有難う!!
根野菜同様、葉野菜も、不振の年でしたが、思いがけないことが。
サイズが、小さいからだと思うのですが、いつもより、柔らかい!!
意外と、家族に喜ばれ、ニンマリとするも、複雑な心境です。
〈残りの一本〉 〈最後の収穫〉
〈巻き野菜〉
苦戦中の野菜君達の中、年が変わり、意外と健闘し始めたのが、白菜。
12月には、フカフカだったのが、徐々に硬さを増し始めました。
年末に、余りにも寒そうだったので、紐による強制巻きを実施した効果か?!
とうとう、第二週に待望の収穫を!!少し、早い気もしましたが・・。
昨年に報告済の通り、例年よりデカイ!!大きいとの家族の驚きに、鼻高々。
食べましたが、気のせいか、いつもより、美味しい!
3本だけ出てきたのがレタス。最後まで見送るつもりでしたが・・・。
昨年末、正月のおかずに、1本だけ収穫しました。まー、食べられました。
なお、キャベツの二本は、大きくはなりませんが、枯れてはいません。
〈初収獲〉 〈年末の収獲〉
[たき火]
冬には、畑において、それなりに楽しい恒例の作業が有ります。
それは、農園の中の切った木や竹を燃やすたき火です。
〈対象〉
燃やす対象の第一ターゲットは、剪定により発生した木の幹及び枝です。
昨年、剪定するたびに、裏庭に運び、積み上げておいたのが、下の写真の山。
コロナの影響で、農園での作業が多くなり、いつもの2倍、いや3倍?!
畑の端には、畑周りで発生した燃やす対象が、もう一山!
もう一つが、竹藪の整備に発生した、枯れた竹及びその枝。
今回は、いつもより、やや少な目。ここ近年出ていた、親竹候補の枯れがなかったせいか。
間引きで行った比較的若い竹は、将来の柵の修理材料として、備蓄することに。
この枯れた竹、当然の如く、バンバン音防止の為、事前に割り済です。
流石に、細い枝は、半分に割るのは無理で、果たして、どうなるか?
〈木〉 〈竹〉
〈開始〉
たき火の絶対条件は、無風、もしくは、無理な場合でも、微風の北風が限界。
出来たら、開始前に雨もしくは雪。畑や田圃に火の粉が落ちても、更に大丈夫。
先ずは、竹よりスタート。順調!順調!!バンバン音も発生せず。
アッと言う間に終わりました。いつもは、音を心配する時間が長く感じたのですが・・。
一方、悪戦苦闘したのが、次の木の燃やし。いつもの何倍もの時間が!楽しさはどこに?!
運んでは燃やし、運んでは燃やすのですが、その回数が・・。
何十回にもおよび、落ち葉の整備時の運びより多く、且つ熱さで辛い!!
そのせいか、写した写真は、ややピンボケ!いや、空気の揺れか?!まさか!?!?
〈竹の燃やし〉 〈木の燃やし〉
〈終了〉
木を燃やした時の炎は、生き良いがよく、勿論、天までとは、言いませんが・・。
そこで、記念と言うかか、何と言うか、パチリと写真に残しました。
結局、いつもは、一時間程度で終わるのが、今年は二時間以上かかりました。
終わった後の灰の山も、同様、記念にパチリと!
栄枯盛衰は、時のならいですが、あの四つの山が、この小さな山になります。
いつも、感じる思いです。命ある木や竹に、何となく悪いなとの思いも・・・。
勿論、木や竹が、美しく育つようにとの剪定或いは整備なのですが・・・。
自由に育って貰うには、えっちゃん農園は狭過ぎ! 許せ!!
〈炎〉 〈灰〉
[2月の畑]
2月は、秋野菜の最後の収獲の月。
そうです!3月の春野菜の種蒔きの前に、全てを終わる必要があるのです。
〈根野菜〉
12月から収獲を開始したのが、ダイコン。ただ、サイズ、数量とも例年の5割前後。
更に、既報の通り、1月の謎の枯れに会い、生き残りの収穫に!!
2月の第二週、遂に最後の収穫となりました。それも、食べられる部分は、半分程度。
春には、絶対なる復活が必要ですよと、いい聞かせました。
水やりが大成功で、サイズは別として、1月から収穫したのがニンジン。
毎回、数で勝負の収穫が続き、且つ、異形の姿も見せ、えっちゃんを楽しませてくれました。
手じまいの最後の日、残った全てのニンジンを抜きました。
そのうちの食べられそうなサイズを、食卓に!
柔らかくて、それなりに、美味しい!まーまー、有難う!!
〈最後の収穫〉 〈食卓へ〉
〈巻き野菜〉
今回の秋野菜のうち、いつもより大きく育ったのが白菜。
外から触って見て、しっかりと中身のありそうなものを、1月から収穫開始。
多い時には、3個の時も!ただ、2月に入り、なかなか中身が・・・。
どうやら、温かかったせいのようで、一個収穫するのが、精一杯。
最後、10数個残っていましたが、たべられそうなのは、3個のみ!!来年、よろしく!!!
一方、レタスの最後の収穫が写真の一個。と言っても、3個目ですが。
例年、巻かないないですが、数だけは一杯、育ってきたのがレタスの筈。
ある意味、今回の異常さの象徴と言えるのではないでしょうか?!?!
〈最後の〉 〈最後?3個目?〉
〈終了〉
最後に、今まで、ほとんど登場して来なかったキャベツもパチリと。
二個だけ芽を出した一つです。もう一個は、枯れてしまいました・・・。
このホームページは、農園の記録でもありますので、残す必要が・・・。
全ての野菜を抜き取り、元の土だけの姿に戻しました。
実は、前述のたき火の灰も撒いて、「終了!」としたかったのですが・・。
この日は、台風じゃないかと思うぐらい風が強く、断念!!!
次の堆肥を撒くときに、同時に行うことに決定!
いよいよ、春野菜の方に、気持ちが切り替わりました。頑張ろう!!!!
〈キャベツ〉 〈元に〉
[種蒔き]
3月は、春野菜の種蒔きの月。
秋野菜の不振を挽回すべく、肩に力が入り気味ですが、如何に?!?
〈土作り〉
秋野菜が終了した後の2月末、いよいよ、春野菜の土作り開始。
まず、たき火の灰を均等に撒き、更に、堆肥をいつも以上の量を撒きました。
そして、撒いたもののまき込みを兼ねて、畑の耕しを行いました。
その翌週、つまり、3月の第一週には、石灰の施しです。
前週の耕しで、大雑把に作った畝ごとに、石灰を撒きました。
いつもの如く、堆肥同様、まき込みを兼ね、またも大雑把な耕しを!!
この耕しについては、撒くだけで良いのじゃないかと、いつも疑問が・・・。
ただ、空気を土の中に送り込む為には、耕しが一番と信じ!!!
農園開設以来の伝統の手法ですが、さて・・・・・??
〈堆肥を〉 〈石灰を〉
〈肥料〉
翌週、つまり、3月の第二週、今度は肥料の施しです。
施す肥料は、いつもの遅効の油かす、中効の配合肥料、そして速効の化成肥料。
秋野菜の不振の原因は、肥料不足ではないのかとの声もあり!
そこで、肥料トリオの顔ぶれは一緒ですが、いつもより多めに撒くことを決意!
肥料のやり過ぎは良くないとの記憶もあり、やや、心配ですが、ものは試しと!!
まずは、油かす。写真は、散布用の容器で、それをもって5杯撒きました。
次は、配合、そして化成と効果のスピードの順に撒き、一工夫?!?
その後、またまた、耕しを兼ねてまき込み、ついでに、畝にも仕上げました。
〈肥料トリオ〉 〈撒き〉
〈種蒔き〉
3月の第三週、3週に渡り作ってきた畝に、いよいよ、春野菜の種蒔きです。
種は、トウモロコシ、ダイコン、ニンジン、小松菜、ホウレン草、キャベツ、レタス。
・・と、いつものメンバー。過去には、じゃが芋、なすびとかも作っていたのですが・・。
いつのまにか、3月と9月の種蒔きが定着、それに適した野菜を作ることに。
連作が心配されますが、昨年の秋野菜までは、何とか凌いで来たつもりですが・・。
堆肥と耕しの回数にて、何とかとなっているとまたも信じ、今年も同じメンバーで。
種を蒔く前に、ほどほどの水を撒き、そして種を蒔き、軽く土をかけて終了!!!!
いつもの様に、端には蒔いた種を忘れないようにと、種袋の差込を!!
〈メンバー〉 〈終了〉
[4月の畑]
4月は、春野菜君達の芽生え、そして生育の月。
肥料を多めに施した今年の春野菜君達の状況は、如何に?!
〈根野菜〉
今年のダイコンは、昨年と違い、それなりに、均等に発芽。
・・と言うのは、チョッとした冗談で、芽を出した当時は、密集地と過疎が点々と。
苗の小さな時に、急遽、密集地から掘った苗を、過疎地に移植しました。
移植した苗で育ったのは、半分程度で、完全にとはいきませんでした。残念!!。
いつも芽を出すのが遅いニンジンは、今年は、早々と芽を出しました。エライ!!
現在の状況は、それなりの疎らになっていますが、例年よりは少ない印象。
以前は、ニンジンがあまり好きでないえっちゃん、チョッと引くほど芽を出したのですが・・。
まー、今年程度が、丁度良いのじゃないかと、一人言い聞かせ。
〈ダイコン〉 〈ニンジン〉
〈葉野菜〉
本来、農園のお土産の主役であるべき小松菜の今年の状況は・・・。
やりました!!久し振りの密集状況。移植は、一切不要!!!
頑張りました!ただ、頑張り過ぎて、溝の方まで進出?!?。
どうやら、種を蒔いた後の大雨で、流れ落ちた模様。まー、育てば場所問わず!!
もう一方の葉野菜である、ホウレン草は、密集地が、ウネウネと!!
こちらも、やはり雨の影響で、低い所へ流れたのではないかと。
気が付くのが遅く、得意の移植のタイミングを逃しました。
まー、それなりの数が、育っていることで、良しとしよう!!
〈小松菜〉 〈ホウレン草〉
〈その他〉
夏の楽しみが、このトウモロコシ。ただ、最近は、色々と不良続き。
今年の苗の育ちは、南側に、ポチポチと。北側は、どうしたのか?
懸命に探しましたが、なかなか芽生えが見つからず!
単に、日照の問題で、芽生えが遅れているだけなのか?
確かに、南側は、逆に、いつもより育ちが早い気はするが・・・?
レタスは、昨年の秋野菜の大不作に反し、それなりにいつもの密集状態。
肥料の大量投下が、成功したのだろうか? ヤッター!?!!
ただ、一つ気になるのは、見慣れぬ苗が一緒に成長。カボチャ?キャベツの畝にも!!
〈トウモロコシ〉 〈レタス〉
[5月の畑]
5月は、春野菜君達の生育、そして収獲の月。
今年は、それなりに発芽し、育っています。収穫が楽しみ!!
〈最初に〉
最初に収穫できたのが、例年の如く、定番の小松菜。
5月に入り、直ちに収穫を開始しようと思ったのですが・・・。
予定日が雨となり、収穫したのは、4日!これが、悲しい出来事のスタート。
小松菜が、思った以上に巨大化!収獲する度に、大きいものから採る事となり・・・。
巨大化が、恒常化!固い、料理しにくいとの、声が毎回!
次に収穫したのが、これも定番のホウレン草。こちらは、逆に早く採り過ぎ・・・。
ホウレン草特有の葉っぱなのは、ごく一部。以後、同様、常に、小さめが継続することに・・。
まー、柔らかいので、非難の声は、余りなし。ヤッター!!
〈初収穫〉 〈ホウレン草〉
〈次の次〉
次の次、つまり、3番目に収獲したのが、何とレタス。
間引き代わりに、収穫したのが、予想外の大好評!! ヤッター!???
以後、毎回の間引き収獲。どうせ巻かないので、まー、良いか。
その後も、以上のトリオの収穫を、今も継続しています。
その他の野菜君達の中では、生育が気になっているのが、トウモロコシ。
南側は順調に育って来ていますが、北側は、全くの音無し!!
念のため、少し掘って見ると、全く種がなし!どうやら、鳥たちに?!?。
育った南側を大切に育てなければ。風の防御にと、添え枝を施してやりました。
〈レタス〉 〈トウモロコシ〉
〈根野菜〉
いつも、収穫が遅いのが、ご存知、根野菜のペアー。
ただ、ダイコンは、移植が成功したのか、順調に生育。
収獲するのには、まだ少し若いようなので、我慢! 我慢!!
きっと、いつもの様に、農園のお土産の主役となるでしょう。
もう一つの根野菜は、ニンジン。いつも、遅いのですが、それなりの生育状況。
少し、根っこ部分の土を掘って見ましたが、まだ、根は・・・。
ただ、意外としっかりとした葉が生えていますので、大いに期待。
昨年の秋の様に、細くて短いと言う事はないような気が・・・。ただ、待つのみ!!!
〈ダイコン〉 〈ニンジン〉
[6月の畑]
6月は、春野菜君達の主役交代の月。
果たして、主役交代のバトンタッチは、スムーズに行われたのか?
〈葉野菜〉
5月の一方の主役を張ったのが、ご存知、小松菜。
巨大化と虫食い悩ませながらも、それなりに頑張ってくれたのですが・・・。
6月初めに、最後の収獲となりました。お配りした近所の人を含め、有難うとの感謝の声!
小松菜と並び、主役を張ったのが、葉野菜の一方の旗頭のホウレン草。
こちらは、逆に小型化に悩む中、頑張り続け、同様、月初に最後の収穫。
・・・と思ったのですが、何と、二週間後、小さいですが、収穫しました。
どうやら、未熟児が、大きく遅れて成長したようです。これが、本当に、最後の最後の収穫!
なお、同じく主役の仲間入りしていたレタスは、いつの間にか、全て溶けて無くなりました。
〈最後の収穫〉 〈最後の最後〉
〈根野菜〉
同じく6月の始めの事。ダイコンが、なかなか大きくならないので、試しに1本を。
そのダイコンんを切って見ると、何と、やたら固め。
急いで、同じ太さの物を、スッポン、スッポンと!これが、初収穫。
必然的に、その後も、10本程度の収穫が続き、近所の皆さんのお土産に!
流石に、そんな事は、長続きせず、現在は、2、3本程度で、我が家の食卓に!
一方、ニンジンは、やたら成長が遅く、初収穫は、10日後。
それも、いつもより小さい!今年は、それなりの数が、生育し、豊作と思って・・・。
現在は、毎回5本前後、ボチボチとサイズアップアップが、混じり始めていますが・・・。
〈初収穫〉 〈初ニンジン〉
〈その他〉
畝の半分だけ成長したのがトウモロコシ。順調に生育し、実もボツボツと。
少ないトウモロコシを大事にすべく、少し早いですが、ネットを!!
これで、カラス君達の攻撃とハクビシンの忍び込みは、防げる筈。
未だに、半分だけの生育の原因は判りませんが、思いついと事が一つ。
南側に、トラクターのバックの際の境界の印として、篠竹を、数本立てました。
それが、小鳥たちの侵入を防いだのかも?来年は、全面に立てる予定。
その他、蒔いた覚えのない謎の野菜は、ドンドンと生育し始め、北側一杯に!
どうやら、カボチャの様です。スイカであれば良かったのですが・・・。
〈トウモロコシ〉 〈カボチャ??〉
[7月の畑]
7月は、春野菜君達の主役交代の月。
果たして、主役交代のバトンタッチは、スムーズに行われたのか?
〈根野菜〉
6月の主役を張ったのが、当然の流れで、ダイコン。
数的には、月後半は、農園内消化が中心となりましたが・・。
週二回の収穫に、健気に、応えてくれていました。
だが、7月初め、遂に最後の収穫となりました。ボロボロになるまで! 有難う!!!
現在、毎回、収穫できているのが、ニンジンだけとなりました。
ダイコンに遅れての初収穫でしたが、その分、懸命に頑張っているのでしょう。
サイズ的にも、それなりのものも混じり始め、家族には、大好評。
農園独特の二股もあったのですが、今は、何故か、スッキリ!チョッと寂しい!
〈最後の収穫〉 〈ニンジン〉
〈他は〉
トウモロコシの初収穫は、7月の初め。たった、一本でしたが。
次の収穫は、いつかいつかと楽しみにしていたのですが・・・。
何と、二回目の収穫は、二週間後と、ほぼ忘れるほどのお待ちかね。
しかも、右側のトウモロコシは、ネット越しにカラスについばまれ、ボロボロ!!
残り少ない中、残念!北側が育たず、いつもの3割程度の茎ですので・・・。
一方、畑の中に、不思議な現象が発生しました。
全てのキャベツが、虫に食われ、ネット状の葉になっていたのですが・・。
一部のキャベツが、復活してきました。葉の咲くのが先か?巻くのが先か?
〈二回目の収穫〉 〈キャベツ〉
〈戦い〉
現在、スイカは、徐々に、育っているのですが・・・・。
実を付ける気配は、一向になし。どうしたのか?!?
人工授精をとも思うのですが、これが、ほとんど雄しべで、雌しべ無し。
前回、紹介済みのカボチャに押され、すっかり萎縮しているのか?!
これでは、いつも悩む、ネットを張るか張らないかどころでは無し!!
カボチャとの戦いは、ここだけではありません。
例年、庭の洗い場の前に、小玉スイカを植えているのですが・・・。
ここが、小玉君のスイカ畑になる筈が、ほとんど、カボチャ畑の現状。
可哀想に、スイカは、カボチャに押され、庭の方に逃げてきています。
毎年、2、3個確実に収穫し、美味しく頂いているのですが・・。
案の上、実を付けている気配はありません。
一方、カボチャは実を付けており、切る訳にいかず、スイカの粘り待ち!頑張れ!!
〈スイカ〉 〈戦い?〉
[ネット]
7月は、農園の畑には、大事で且つ大仕事が、待っています。
それは、春野菜がほぼ終わり、畑を席巻するスイカの実を守るため!
〈スイカの状況〉
ただ、7月に入ってもなかなか実を付けず、且つ、人工授粉しようにも、雌しべ無し。
下旬に入り、ようやく、2個発見。よっし、二日後の農作業日にネット張りだ!
・・・と思ったのが運の尽き。何と、カラスの餌食に!あんなに、小さいのに!!
ネットを張るか悩みましたが、一個のため、更に、実を付けることを祈り、決行!!
去年使って、とっておいたネットを、引っぱり出し、チェックすると充分使用可。
新しいのを買うことも考えましたが、実の数からして、これで我慢してもらうことに。
何となく、嫌な予感がしていたのですが・・・。
〈やられた!〉 〈去年のネット〉
〈張り〉
まず、最初にすることは、周りに、竹で支柱を立てる事。
この辺りは、お手の物。椅子を持ち出し、木槌で、ガンガンと。
次に行うのが、支柱間を、篠だけで、結び付けます。
これは、支柱の強さを増すことと、張ったネットを受けるため。
ここまでは、まずまず順調に進み、30分程度の作業でした。
それから、庭に伸ばしたネットを運び、張るのですが・・・。
畑に運ぶ時、四つ折りにしたのが、再びの運の尽き。嫌な予感が現実に!!
支柱に結び付けた篠だけの上で張るのですが、絡みついて、広がりません。
地道に、少しづつ、絡みをはがすこと、2時間上。ようやく、完了!!!!
〈枠組み〉 〈張り完了〉
〈仕上げ〉
これだけで、完了ではありません。最後の仕上げが!
東側に、このネットの以前に使っていた、トウモロコシ用のネットを掛けます。
これは、頭の黒いネズミの防止策で、ここ数年実施しているもの。
その前までは、毎年、必ずと言って良いほど、盗まれていました。
どうやら、道から見れば、青ネットのままに見え、スイカと思わないようです。
最後に、張ったネットのまわりの全てに、竹で重しを施します。
なお、写真の手前の竹が短いのは、えっちゃんの出入り用です。
流石のカラス君たちも、この錘は動かせないようです。
人間の知恵の深さを、彼らも、充分感じていることでしょう!
後は、残り一個の、無事なる成長と、更なる実を付けてくれることを!
〈青ネットも〉 〈重し〉
[八月の畑]
八月の畑は、まさに、スイカ畑になるのが普通の姿ですが・・・。
スイカの成長と新たな命は、果たしてどうなっているか?
〈ネット〉
中旬を過ぎても、一部補強をしていますが、未だ、ネットはおおむね健在。
例年、お盆過ぎには、撤去するのが、農園のスケジュールの筈。
ただ、この状況、何となく、記憶が有るような、無いような・・・。
ネットの中は、いつもより、スイカの茎の張りが弱い。
侵略者のカボチャも、茎を相当数、切り取り、隅っこにチョコっと!
まるで、スイカ畑と言うよりは、雑草畑!
草に隠れて、スイカの行方は、トンと不明の状況。
〈ネット〉 〈中は?〉
〈スイカ〉
ネットを設置する要因となった、一個のスイカは、お蔭で無事成長。
更に、その時には、まるで気が付かなかったのですが・・・。
何と、2日後、すぐ近くに、葉っぱに隠れた小さなスイカを発見!
この2個を、19日収穫。サイズは、例年の7割前後ですが、まー、まずまず!
さて、ネットを撤去しようと思い、念のため、雑草をかき分けていると・・・。
何と、何と、小さなスイカが、隠れていました。
直ぐ近くにも、更に小さなスイカが、コロリと!!
秋野菜の種蒔きの準備が近づいており、悩みましたが・・・。
ギリギリまで待つことに! さて、成長が早いか? 撤去が先か??
〈収獲〉 〈小さなスイカ〉
〈収獲〉
一時は、畑の半分を占拠する勢いだったのが、カボチャ。
侵略者目と口で叫ぶ半面、カボチャがドンドン出来たらとの期待も。
ただ、最後までこの邪魔者は、微かな期待をも裏切り!!
あれだけの領地を占拠しておきながら、出来たのは、一個のみ!
まー、期待するのは、少し、筋違いと、無理矢理、納得。
八月に、それなりの収穫が続いたのが、何とニンジン。
ただ、半ばに収穫できたのは、食べられるか、微妙な状態。
家族の判定は、アウト!更に、冷蔵庫には15本も有るとの言葉!!
以降、収穫は、断念!雑草の仲間入りへと変身!!
八月の作業は、ネットの撤去のみ。さて、いつやるか??
〈カボチャ〉 〈ニンジン〉
[ネットの撤去]
ネットを撤去したのは、何と、ギリギリの八月末。
これで、何とか、秋野菜の準備を始められます。
〈ネット〉
ネットの撤去の前に、スイカを収穫する必要が!
えっちゃんの収穫のポイントは、茎が枯れた時は即座。根っこの葉が枯れた時は、叩いて判断。
撤去を遅らせたスイカは、写真の右側。未だ、未成熟。
ゴメン!!もう、一週間もすれば、立派なスイカになったでしょうが・・・。
結局、今日の2個、腐葉土を撒いた時の2個、以前紹介の2個の計6個。
ネットは、スイカに対しては、万全だったと言えます。ただ、獣(ハクビシン?)には、弱点も!!
破られ、トウモロコシが2本、犠牲に!応急処理で、カラスは防御したものの ウーン!!
〈最後のスイカ〉 〈破られた!〉
〈撤去開始〉
先ずは、緑のネットから、はがしの開始。このネット、流石の獣も、排除。
ただ、今年は、トウモロコシの出来が悪く、やや、雑になってしまい・・・。
赤のネットに覆い被さるのが少くなり、獣の侵入を許すことになりました。
来年は、チャンとやらなければ、トウモロコシに悪いと思いつつ、はがし終了!!
次は、赤ネット!真ん中に集め、今年の張る時の反省から、要所要所を、結びました。
前述の通り、一部破れているので、廃棄も考えましたが・・・。
来年のスイカの出来の問題、或いは今回の教訓を忘れない様に、取り敢えず収納。
勿論、スイカがバカバカと出来、新しいネットを買うことを望んでいますが。
張る時と違い、はがしは、30分程度で終了。取り敢えず、水をがば飲み!!
〈緑のネット〉 〈赤ネット〉
〈枠の撤去〉
遂に、枠の撤去の開始です。まずは、篠竹を外します。
この篠竹は、ネットの支えと共に、支柱の強化として行っているもの。
撤去している途中に、またまた、今年の反省点が!!
写真の通り、今年は例年より、支柱の傾きが目立っています。
原因が、判明!斜めいにかける篠竹だけが、有りませんでした!
強化不足!これじゃ、支柱が負担に耐えられないのも当然!!
次に、難関の支柱の抜きの開始。いつもは、硬くて、途中で切ったことも!!
ところが、今年は、簡単に、スポ!スポ!! これも、反省点!!!!
反省しつつ、来年にも使う為、まとめ、終了!!2時間程度の作業でした。
〈支柱〉 〈まとめて〉
[種蒔き]
ネットを撤去した後、早速、取り掛かったのが、種蒔きの準備。
今年の春野菜の出来は、微妙な状況でしたが、秋野菜は、満点を目指します。
〈土作り〉
種蒔きの準備として、最初に行うのは、勿論、土作り。
8月中に、腐葉土を撒いて、軽く荒おこし行うのが、えっちゃん流。
ただ、ネットがいまざ健在で、ネットの中で撒くことになり、荒おこし不可!
出足から、つまずき、不安のスタート。ようやく、9月の第一週に石灰の散布。
ここで、荒おこしを行い、何とか挽回をしましたが・・・。
よく考えれば、昨年も同じように、ネットの中で撒いた記憶が!
・・と言う事で、少し、安心しながら、土作り終了!!!
〈腐葉土〉 〈石灰〉
〈肥料〉
次に行う肥料の施しは、几帳面に、翌週の同じ曜日に実施。
撒く肥料は、例年の如く、油かす、合成肥料、化成肥料です。
遅効、中間、速効の黄金トリオ。ここ数年、同じメンバーです。
量は、気分と言うか、昨年の出来と言うか、何となく調整しています。
三つの肥料を撒いた後、かき回しを兼ね、また、また、荒起し!
次に、三又で、大雑把な畝を作り、溝に落ちた、土を鍬で掻き上げます。
最後に、畝の上部部分を掻きならし、土の塊を、取り除くます。
これで、ようやく、準備完了!後は、種を蒔くだけ!!!
〈肥料〉 〈撒き〉
〈種蒔き〉
9月の第三週、遂に、種蒔きの実施です。
暑いさなか、いつも以上に苦戦しながら、ようやく、ここまで到着!
蒔く種は、何年も変わらず、いつもの通りのオーダー。
写真の通り、ダイコン、ニンジン、小松菜、ホウレン草、白菜、レタス、キャベツ。
以前は、他の野菜の苗を植えたこともあるのですが・・・。
忙しくなり、数年前から、このメンバーに定着。コロナ禍で、暇な今も継続。
この状況が続けば、変化をと思うのですが、すると、コロナ禍が続くことに!
・・・等々、考えながら、種蒔き、完了!!
後は、種君達の天候に負けない、大健闘を待つのみ!!!
〈メンバー〉 〈終了〉
[10月の畑]
満点を目指して始まったのが、今年の秋野菜。
種まきかから、1ヶ月経ち、果して、順調に芽を出したのだろうか?!
〈葉野菜〉
まずは、恒例により、大根ですが、例年より、疎ら?!
真ん中あたりは、もっと、密集していたのですが・・・。
実は、密集していたたところから、若い苗を抜き、疎らなところに、移植実施。
いつもは、その移植が成功し、ニンマリしていたのですが・・。
今年は、移植した苗が、ことごとく枯れ、現在の姿に。
ニンジンは、一目、「アレない」が第一声でしたが・・。
よく見ると、ところどころに、細い苗が、スクッと。
ただ、一面、ヒゲぼうぼうは、到底望めない状況。
〈ダイコン〉 〈ニンジン〉
〈葉野菜〉
絶好調なのが、あまり、当たり外れのない小松菜。
いつもは、少しは、疎らなところがあるのですが、今回は全面!
これは、今年の秋は、食卓を大いに賑わすことになるでしょう。
ただ、内緒のこっそり話ですが、えっちゃん、好物とは・・・。
一方、いつも、小松菜と並び、それなりにコンスタントなホウレン草は・・・。
何と、懸命に、探し回りましたが、なかなか、見つかりません。
ようやく、見つけたのが、北側に、ポツンと孤高のホウレン草!
いつも、そだちが遅いのですが、これは、いつもと違う!!
〈小松菜〉 〈ホウレン草〉
〈その他〉
次の畝は、白菜。確か、昨年は、間引き代わりの収穫をする状況でしたが・・・。
今年も、そう行きたいところですが、残念ながら、真ん中あたりに、数個。
次の畝は、レタス。こちらも、南側に、ポツン、ポツン。
ホウレン草を含めたこの3列、示し合わせたように、大不調。
北側、真ん中、南側と、リズム感を、感じますが・・・。
もう一つの畝のキャベツも、当然ながら、疎ら!
過去、不調な野菜もありましたが、これ程そろっての不調は、農園開設以来!!
いつもの頃、いつもの通り、やったのですが・・・。
秋より先に冬が来て、秋には、2回目の夏が来て、ついでに雨季もあった季節のせいか?!!
〈白菜〉 〈レタス〉
[11月の畑]
苗の成長が、ほとんど不振なのが、今年の秋野菜。
種まきから、2ヶ月経ち、変化はあったのか?!
〈葉野菜〉この秋、唯一頑張っているのが、前回ご報告の小松菜。孤軍奮闘!!
畝一杯に芽を出し、そして順調に育ち、10月下旬には初収穫!!
その後、2、3日置きに収穫がしており、現在も、健在!
勿論、一回当たりの量は、徐々に減り、残りも少なくなりましたが・・。
その活躍に刺激されたのでしょうか・・。隣のホウレン草に異変が!!
何と、一本だけだったのが、ところどころに、スク、スクっと。
どう見ても、雑草じゃなく、ホウレン草。今後に、大いに期待!
〈初収穫〉 〈ホウレン草〉
〈根野菜〉
ダイコンが、ようやく、大根らしい葉になってきました。
写真は、移植の為の苗を抜いた部分。今は、またも密集状態が復活。
何か、将来に対し、えっちゃんに、暗示を与えてくれているような・・・。
ただ、まだまだ、根っこは、収穫するには、あまりにも細い!
一方、もう一方の根野菜のニンジンは、徐々に、らしくなってきました。
前回は、目を凝らさなければ見つけられなかったのですが・・。
以前、疎ら状態は改善されず、ホウレン草の様にはいかないようです。
年内に、何とか収穫できれば・・と、低い目標を設定。
〈ダイコン〉 〈ニンジン〉
〈その他〉
巻き野菜で、現在、唯一残っているのが、白菜。ただし、たった一本。
まさに、孤高!ポツンと一軒家を、表現しようとしているのか?!
残るレタスとキャベツは、懸命に探すも、まったく、行方不明。
探すのも無駄だと、雑草刈りをしている時、新しい発見を!
ダイコンの畝の東側に、ニンジンが生えてきていました。
ニンジンの畝は、もう一つ西側ですから、畝一つ、飛び越して?!?!
どう考えても、風で、種が飛ばされたと考える以外には・・・。
思い起こせば、九月の種まきの時、その晩か、翌日の晩に、強風が吹き荒れた記憶が!!
今回の不振は、もしかして、その所為?そう言えば、土かけの方法を変えた記憶が・・・。
〈白菜〉 〈発見?〉
[12月の畑]
本来、12月は、畑の主役の劇的な交代の月の筈。
ただ、今年の秋野菜は、小松菜独り勝ちの大不振! はて、さて?!?
〈葉野菜〉ご報告の通り、この秋、唯一頑張っていたのが、小松菜。
ただ、この小松菜にも、勿論のこと、絶対量と言う限界が!!
12月に入り、早々に、残念ながら、最後の収穫となりました。
10月下旬から収穫が始まり、1ヶ月以上に渡り、本当に有難う!!
一方、ホウレン草は、11月末近に、最初の収穫。例の当初一本だけだった苗です。
次に収穫したのが、二週間後。写真は、その収穫時のものです。
後発組のうちの数本です。まだ、少し残っていますので、収穫期待!!
〈最後の収穫〉 〈二回目〉
〈根野菜〉
小松菜の最後の収穫時、最初の収穫が出来たのが、ダイコン。
いよいよ、主役の交代です。・・・と言いたいところですが・・・。
何分、いつものダイコンらしくなく、畝一杯でなく、密集地は一部で、後は疎ら!
しかも、なかなか太くならず、最初の一本も、やや細く、且つ、短い。
一方、もう一方の根野菜のニンジンは、何とか、増えてきたのですが・・・。
どうやら、疎ら状態は改善する気はなく、低空飛行を、継続するようです・。
比較的大きいニンジンの根元を掘って見たのが下記の写真。
何とか、正月のテーブルには、間に合う気配が! 一安心!!
〈初収穫〉 〈ニンジン〉
〈その他〉
巻き野菜で唯一残っている一本の白菜、段々と大きくなってきました。
例年は、密集していることもあり、広がった葉を、紐で、グッグと巻いていたのですが。
今回は、その巻き強制手段は、採用しないことにしました。
何しろ、一本だけですから、自由奔放にさせて上げたいと言う親心。
勿論、手を加えなくても、十分に巻くのかを確認したいことも。
葉野菜壊滅の要因と思われることが、もう一つあります。
それは、所々に生えている、笹の苗(?)の存在。下に、太い根が?!?
今回、念の為、掘ってみましたが、意外と浅く、簡単に排除!!!
こちらは、どうやら原因でなく、やはり、撒き方だとの最終結論です。
〈一本の白菜〉 〈笹の苗?〉